ノルディック・オープンも終わり、今日は移動日です。
ホテルの朝食を食べ、電車で空港へ向かいます。電車に乗り込むなり座って話し始めると、ここでは会話禁止だとたしなめられました。確かに車両の扉に「しー」という人差し指を立てた図柄が描いてあります。「サイレント車両」とでも呼べばいいのでしょうか。
飛行機を乗り継いでオーストリアのクラーゲンフルト空港へ降り立つと、雪を頂いたアルプスの山々が見えるではないですか!!! もうめっちゃ感激しました。案内所で「ベルデンへ行きたい」と伝えるてもさっぱり通じません。しばらくしてVeldenを「フェルデン」と発音すうすることに気付きました。タクシーでホテルへ向かう間も、アルプスの山を見続けて飽きることがありませんでした。
ホテル「ミカエラ」に着くと、こちらが何にも云わないのに、おばさんが立て続けに三つの部屋の扉を開けて、中へ入ろと云います。事前にメールで予約したとはいえ、名前も聞かず案内してくれたことにはびっくりしました。ちなみに彼女がミカエラおばさんです。
部屋は小ぎれいで日本のビジネスホテルの二倍近くの広さがあり、ベランダと朝食が付いて、シングルルームでたったの一泊38ユーロです。
フェルデンの町はそれはそれは素晴らしい所です。大自然に囲まれ、鳥のさえずりが響き渡り、遠くにアルプスの山々をながめ、ほんの少し歩けばそれなりに賑やかな商店街もあって不自由しません。保養地としてはワンオブザベストに思えます。
夕食を終えて三人でギャモンをしてましたが、すぐ眠気に襲われ、自室で眠りにつきました。