ロンドン大会が終わった翌日の月曜はシモネッタの「お誕生昼食会」に参加し、その後はシュエット。ダブルされた時に「man or mouse?」と尋ねられます。「男らしくテイクするの? それともネズミのような小心さで降りるの?」という意味合いです。私は「I'm a man」と叫びながらテイクしたり、「I win gammon」と声を張り上げてサイコロを振ったりと、すっかりプレイスタイルが変わってしまいましたよ(笑)。
火曜は篠さんとアルゼンチン料理店でステーキを食べました。12オンス(約300グラム)の巨大なやつが標準サイズです。私と望月さんはがんばってようやく一枚を食べ切りましたが、保坂さんは何と二枚目をお代わりし、それを五分で平らげました。
水曜日にユーロスターでパリへ移動。夜9時半よりダブルスが始まりました。私は陽気なアメリカ人のカーターと組み、ダブルマッチポイントの末敗退。彼から素晴らしいキューブのアドバイスをもらいましたし、同時にムーブの不一致も何度かありました。西欧人は自分の選択肢が正しいと思えば、私がどれだけ言葉を重ねても同意しません。ダブルスの難しさを痛感しましたよ。ファラフェルからは次のアドバイスをもらいました。
「You have to die with your move.」
望月、保坂組は一回戦を突破しています。