翌日の三回戦はデンマークのトッププレイヤーの一人、カールステン=ブレダール(Karsten Bredahl)とです。1ゲーム目で二倍のギャモンを取られたのですが、局後に調べると、私のテイクが大失敗でした。負けていればこれが敗着となったことでしょう。
最後は17ポイントマッチで16対16にまでもつれ込みましたが、際どく勝てました。
17ポイントマッチの1ゲーム目。茶色の振り番でキューブアクション?
四回戦はポーランドのセルゲイ(Siergies Liwinski)と。彼はネットでのハイステークス・プレイヤーですが、ライブギャモンは初めてであり、ここまで勝ち進んでいることに驚かされます。
スコア2-1で迎えた第3ゲームが波瀾万丈の展開でした。まず私がオンザバーからギャモニッシュなキューブを打ってセルゲイがテイク(ダブルもテイクも正しい)。
その数ロール後に彼が勝率48%しかない局面からリダブルを放ちます(400のブランダー)。もちろん私はテイク。
セルゲイのジョーカーで一気に不利となった直後、私もジョーカーを振り返し、再び優勢に立ちます。そこで放った8倍キューブをセルゲイが降りた時に(テイクが正しい)、何とも云えない勝負のあやを感じました。
スコア13-6で迎えた第11ゲームで、私からの厳しいキューブをテイクしたセルゲイは、あろうことかすぐにリダブルを返して来ました。もちろんとんでもないブランダーです。後で聞いて分かったことですが、セルゲイは私の評判を聞いて、思い切ったことをする必要があると考えたようです。
ベアオフで私の駒が残り二枚となり、唯一の上がれない目21を振った時はさすがに肝を冷やしましたが、相手がゾロ目を振らず、事なきを得ました。
黄色2-1茶色/17ポイントマッチ
黄色の振り番でキューブアクションは?