ソフトバンクの創業者である孫正義氏は、漢字25文字からなる経営訓を編み出し、『孫の二乗の兵法』と名付けた。それぞれの漢字一文字が一つの教訓を表す。
その中に「七」という文字がある。これは七割を表し、その意味は次の通りだ。
「五分五分の時に戦いを仕掛ける者は愚かであり、勝率九割では手遅れ。」
さてギャモンプレイヤーであるみなさんならピンと来たと思う。まさしくこれはダブリングキューブの使い方だ!!!
形勢五分五分でダブルすることはひどい失敗であり、大損をしてしまう。
勝率九割でダブルすれば、遅すぎる。もはや相手が受けることはあり得ない。
孫氏の云うように勝率七割ほどが、ちょうどダブルする頃合いなのだ。
※ 厳密にはギャモン勝ちがない場合で70%~78%が理想的。
孫氏はアメリカでの在学時にバックギャモンをプレイしていたかもしれない。1970年代はアメリカで猛烈にギャモンが流行っていたので、その可能性は十分にあると思う。
ここまで書いた所で、どめるんさんと電話で話した。以前にYAHOO!のバックギャモンで、孫正義氏のIDを持ったプレイヤーがいたそうだ。都市伝説のたぐいかもしれないが、「もしかして!?」というところか。