フェスティバルでの対戦を振り返り、自分のギャモンのどこを修正・進化させるかを考えた。
1.スーパージャックポット一回戦 対Robin Swafieldから
黒の振り番でキューブアクションは?
マネーゲームならばパスに近い厳しいキューブだ。
しかしこのスコアでのリダブルは180も期待値を下げるダブルワッパーである!
黒は20通りで飛び出せばよいが、そうでない場合は大変であり、現状の勝率は70%しかない。
黒が53で21/13と飛び出し、白が悪い目32で6/1と進めてようやく勝率が76%まで上がり、take/passの境界だ。
● 勝率の見積もりが不十分 → キューブアクション時、常に勝率を見積もる習慣をつける。
● スコアの考え方が不十分 → マッチで3点リードしていれば、リダブルするためには勝率75%は欲しい。何と21ポイントマッチの3-0まで拡張してようやくリダブルするかの境界線上だ。
なお実戦では相手が降りたから、結果的にグッドダブルであった。
しかしそれは単なる結果論。
例えば「このリダブルは大きく期待値を下げるが、相手の降りる可能性が4割あるから打とう」と考えたなら良いだろう。
私はこのリダブルが期待値を180下げることが分からなかったし、相手が降りるかどうかも分からなかったから、褒められる部分は皆無。
チェッカープレイでひどい悪手を指しても、たまたまそれを補う良い目が出た場合と同じだろう。